キクチミョンサ的

「なれのはて」ということばがよく似合う、ちいさなぼくのプライドだよ

2016-11-15から1日間の記事一覧

煙か牛タンか馬の骨

馬上少年過 世平白髪多 残躯天所赦 不楽是如何 いまでもよく涙を誘いにくるのはこれだ。たいてい、夜も更けたころに訪れる。紅顔の美少年(!)時代から厭世気分のつよい、あるいはそれを気取りたがるぼくにはよく似合う、伊達政宗晩年の作である。 馬上少年…