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キクチミョンサ的

「なれのはて」ということばがよく似合う、ちいさなぼくのプライドだよ

やっぱりエゴがすき

故・芹沢先生と千日手でおもいだしたのだが、と格好をつけてこの話をはじめようとおもったのだが、泥酔酩酊のわたしのこと。そう都合よく運ぶはずはない。「だまれ、こわっぱ!」である。西村雅彦である。そして幸喜と雅彦(こういう呼び方をするひと、いま…

ただぼんやりある空

「将棋は苦し、酒は楽し、人生は哀し」とおっしゃったのは故・芹沢博文先生であったけれども、その宿痾であった十二指腸潰瘍をおなじく生涯の伴侶とさだめたぼくもまたひとりの修羅である。先生に倣って日に二升とまではいかぬが、それでも一升近い焼酎に溺…

ずれている

トンネルを抜ければそこは雪国かもしれないが、エントランスの外はただの川端通であるからして、天気予報の間隙をぬって傘をもたず家を出た。 はずなのに、てきめんにふられた。 「秋雨じゃ、濡れてまいろう」とひとりごちたら、「よっ!好色五人男!」とで…