キクチミョンサ的

「なれのはて」ということばがよく似合う、ちいさなぼくのプライドだよ

ラーメン食べたい

たばこの箱が、くしゃっ、とゆがんでいるのがきらいだ。ハイライトメンソール、ソフトなのでよくある。おなじく、水に濡れてしまうのも気に障る。そのくせ皮(あれはなんと呼ぶのだ、フィルムか?)はぜんぶ剥がしてしまいたい。いったいぼくはなにをしたいんだ。どこへゆくのだ。

 

32歳になった。

どうやら、32歳になってしまった。

そうとうな長生きを喫するとしてもすでに人生の1/3以上は通りすぎている。ましてや、平均年齢程度でも半分弱。なにをかいわんや。やめだやめだ。そも、そんな想像にいかなる意味があるのか。

 

量産品のようにうまれ、量産品のように死ぬる。

そんな人生が送れたならばよかったな、とすこしだけおもうものの、所詮、そんな感慨は生きているものだけの身勝手なおもいでしかない。

 

なんか、すごい、どうでもいい、まずいラーメンが食いたい。