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キクチミョンサ的

「なれのはて」ということばがよく似合う、ちいさなぼくのプライドだよ

夢の話

まだもうすこし

夜はねむっているから

はだかのまんま語っていいとおもうんだ

どんなに暗くっても

光はひかり

きみの名前とおんなじ

 

いつもの交差点のちょっとちがう側を渡ってみた

なんにも変わらなかった

なんにも変わらなかったけど

それが それ自体がどっか笑えた

 

泣かないで、とおもうひとばかり

泣いているのはなんでだ

つややかな嘘をすべりおちてゆく先には

もう誰もいないのにな

疑って疑ってまた歌があって

嫌んなっちゃうような春の一節

きっと、この低気圧と花粉症のせいだ

くしゃみをしたら鼻血が出たよ

 

ああ、夢に似ていて

誰かの夢にはなれないぼくのこと

 

流れたものはいつかとどまる

それが感情だとしてどういえばいい?

 

ああ、夢に似ていて、似すぎていて見失う自分をもう

両手で大事に掬って放ってやりたいとおもう

見た目には離れていても

白黒のラインを超えて

歌はとどくでしょう

 

ぼくはもうそろそろねむるつもり

でも

いつか帰ってくるはずの気持ち

みたいなかわいいなにかのために

 

明日の缶ビールも冷やしておかなきゃな