キクチミョンサ的

「なれのはて」ということばがよく似合う、ちいさなぼくのプライドだよ

おおきな約束

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1月14日、「おおきな約束」ありがとうございました。

自分でもひさびさに、ぐっ、とくるライブができた。

 

ステージ上は宇宙だ。

そこへ好き勝手にブルーズの五線譜からこぼれ落ちた星を、ね。

描く。つなぐと星座になるように。選ぶ。

 

1.静脈

2.踊る死体

3.目の前のつづき

4.生きることとそのまわり

5.静かに暮らすんだ

6.海鳴り

en.1219

 

新曲「1219」のなかに、

 

 砕けちったガラスのうえで踊れわたしの自由

 

というフレーズが出てきて、出てきて、というか、おまえが書いたのだからつまり出てこさせたわけだけれど、これがほんとうに、村島といい、先日名古屋でのミキティ(鈴木実貴子)といい、信頼し愛するミュージシャンたちからの評価が熱い。ありがたい。うれしい。冥利に尽きる。

自分の詩の背骨がたしかに通っていると、そうおもえた一行でもある。と、自画自賛

最後にすべてぶち壊すようですが「1219」とはむかしの恋人の誕生日で、ふられて3年も経ったその日に書いた詩です。てへっ!幸あれかし!

 

写真。

左前の素潜り旬(こうみえて20代半ば)をのぞいては、なんと全員15年来(以上)のつきあい。

わたし、ちょう高校生だったし、ここに映る歳がしらはまもなく42歳なのだけど、わかるかしら。わかるまい。ことばにまぶれつくしてコーティングされたかのようにずっとおなじ顔で笑っている。うん、変わらない、がうつくしいこともある。

出演者、関係者、ご来場くださったみなさまに感謝しています。

 

まだまだいっぱいたのしいことをやりたいなあ。

 

それが足りていないとはおもわないけれど、実家に帰ったときにおかんがついつい張り切ってごはんつくりすぎて「おかん…そんな食えへんがな…」と遠い目になる、させる程度には、贅沢にいこう。贅沢にいこうぜ。

 

ぼくらが明日出会えないとしてもそんなにかなしむようなことじゃない。

これから何度だってすれ違おう。

そのたびに指切りをしよう。

ちいさな約束も、おおきな約束も。

何度だって、指切りをしよう。