キクチミョンサ的

「なれのはて」ということばがよく似合う、ちいさなぼくのプライドだよ

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

STAND ALONE

こころを叩いても 応えてくれなくなるのが怖い ぎゅっと縮んでく 懐かしい戦場の果てに夜が滲んで ぼくは詩人です 自爆しようったってまわりに誰もいない 踏める地雷も見すえる未来もぼやけたここは安全圏 変な意地張って現代詩なんてこだわるつもりじゃなか…

馬蹄今去入誰家

12月14日。 寝不足としらふで、HPが15/100くらいのところから冒険がスタートしたかんじだ。 乱視はこころなしか常よりひどく、キクチバカオロカの九九がやっとのかわいらしい脳は五の位あたりを行きつ戻りつ。これがほんとの都落ち、じゃなかった都詰め。い…

溺れる魚

12月11日。 朝から叡王戦を観る。 控えめに言って最高だ(と言ってみたかっただけ)。焼酎がすすむ。進といえば故・板谷先生の座右の銘は「将棋は体力」。「クロガネの不沈艦」故・坂口先生や、「夜戦になるまではなんとしてでも粘る」故・北村先生など、む…

静かに暮らすんだ

望めばどうとでもなるようなことばかりだな 秋の小径、「きみ」とはちがうふうに呼びたかった帰り道 できるだけ呼吸を減らすため煙草で口をふさぐ ああ 無邪気な暴力を、その先にあるはずの虚無を 知りたいんだ 駅前、安っぽい油とスパイスのにおい、プライ…

小さく死ぬ

ねむたくってねむたくって仕様がない。ひとと会ってしゃべってエネルギーを発散させすぎてしまう、というか、小さい子どもがはしゃいで熱を出すことってあるでしょう。まさしく今ぼくはそんな状態なのである。 だから先崎先生のことばを拝借すると「ときどき…

Living is easy with eyes closed

12月6日。いつものDD。 風邪との千日手模様はどうにか打開したものの、全体的にあんまり調子がよくない。故・升田幸三先生いわく「わしはたしかに体は悪いが気は病んでおらんから”病気”ではない。”病体”じゃ」。キクチはどちらかといえば病気である。 この日…

浮いたり沈んだり

キクチミョンサ×村島洋一のバンド「浮かむ瀬」はデビュー戦を飾った。 生きたり死んだりする(これは口ぐせ)のにも疲れたなあ、とおもったころで、ちょうど湿度の高い冬の日はそんなチューニングと馴染んでいた。平静の情熱。 setlist 1.カデンツァ 2.きれ…

かなしい夢なら見ずにすむだろう

コンビニ店員の薄ら笑いに慣れた 論外のメソッドは見ないでそっとレシートと一緒に捨てればいい 暴虐には暴虐を、揶揄には揶揄を なまぬるい独創性を描いた それでも人はそれなりに集まるもんだ 大好きな曲を再生する、頭のなか、歩く はにかんだって、かじ…