おぼれるものは藁をもつかむというが ほんとうは 笑いをつかもうとしているのだ 最後にきみの しらけきった顔が見たい 喜劇はいつも無言のうちに幕を上げる 棺オケをワインで満たし ひびわれたパンと接吻をかわす 日曜日くらいは 休んでみたっていいだろう …
血のついたベッドでねむった しばらくトマトソースは食べられなくなるな、とか とりとめもないことを考えて過ごした 体温の高いひとの隣だと 冬が嘘つきな気がする
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