キクチミョンサ的

「なれのはて」ということばがよく似合う、ちいさなぼくのプライドだよ

2016-09-25から1日間の記事一覧

恋愛映画

茹で卵がすきとか嫌いとかで きみとぼくが離れるわけじゃないが 茹で卵の切り方ひとつで ねじれてしまう情ならあるとおもうんだ 夜が長くなったねとつぶやくと 日の暮れるのが早くなったと言う おんなじことを感じているのに 別々の場所にふれているみたいで…

わかちあえる

広告代理店があなたに 気づかないことを気づかせるならば その気づきを与えるなら ぼくは あなたが 気づいてはいてもことばにできなかった気持ちを 詩にしようとおもう 分け合おう、とおもう それはほんのちょっとずれているかもしれない 思い描いたのとちが…

羊の木

金曜の夜。 夢日記を書き終えてぼんやり焼酎をなめていると、お客のみなみちゃんより「橋村さんの取り置きにキクチさんの名前ありますけど来ないんですか」というメール。ああああ。うかつである。橋村恭平は「京都人の”行けたら行く”は”行かない”」という民…